宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 4 05:16 C1.8
01:03 C1.7
5/ 3 18:22 C1.8
14:31 C5.3
13:30 C2.0
12:41 C2.6
05:14 C2.1
5/ 2 18:15 C4.4

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2047 20 βγ C4
2049 17 β C2
2050 2 α ---
2051 11 βγδ C5
2052 9 β C2
2053 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 347 -6.7
-2 h 335 -3.2
-4 h 343 -4.5
-6 h 344 -3.5
-8 h 356 -4.9
-10 h 320 -0.6
-12 h 301 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
5/ 4 0.3 2x10^2
5/ 3 0.3 1x10^2
5/ 2 0.3 6x10^1
5/ 1 0.3 2x10^1
4/30 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/29 12:32 太陽風はとても遅くなっています。太陽の活動も比較的穏やかです。
2014/ 4/30 13:17 太陽風磁場が強まり、南向きに振れて磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 5/ 1 12:57 太陽風磁場の強い南向きは、夜半まで続きました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/ 2 10:21 太陽風の磁場の強まりは終わりました。4月の黒点数は85でした。
2014/ 5/ 3 12:54 太陽でCクラスのフレアが増えています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 5/ 4 12:26 更新
太陽風磁場が南向きに振れ続け、磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

昨夜より、太陽風の磁場が強まり、
南向きに振れてオーロラの活動を強めています。

ACE衛星の観測によると、4日2時(世界時3日17時)に
太陽風の弱い乱れが到来しました。
2nT程度に弱まっていた磁場強度は、最大で10nTに強まり、
速度も、小幅ですが、
300km/秒から350km/秒へ高まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
乱れの到来直後から南向きに振れる様になり、
増減しながら-5nT付近で推移しています。

この影響で、磁気圏の活動も高まっています。
AE指数のグラフは、太陽風の乱れの到来以降、
500nTと中程度の変化が連続的に発生しています。

その中の、世界時3日22時頃のオーロラの様子を、
南極の昭和基地の全天カメラで紹介します。
空全体を覆いつくすような、壮大なオーロラの輝きです。


ACEのグラフを見ると、太陽風の乱れは、
4日10時半(世界時4日1時半)に2回目の高まりがやって来た様です。
今回も磁場は南を強く向いていて、
磁気圏の活動も高まった状態が続きそうです。

太陽風の速度が遅いため、
激しい磁気圏擾乱にはなっていませんが、
この後の変動にも注目して下さい。


太陽では、昨日午後、3日14時半(世界時3日5時半)に、
西の2051黒点群でC5.3と大きめのCクラスフレアが発生しました。
2051群は、この他にもC1〜2のフレアを5回ほど起こしています。

今後も同様にフレアの発生が見られそうです。




南極の昭和基地で、世界時3日22時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。