宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 2 --- ---
5/ 1 --- ---
4/30 --- ---

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2045 1 α ---
2047 19 βγ ---
2049 18 βγ C2
2050 1 α C1
2051 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 374 -1.5
-2 h 375 +0.5
-4 h 377 +3.5
-6 h 373 +1.9
-8 h 359 +2.9
-10 h 357 +5.2
-12 h 353 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
5/ 2 0.3 6x10^1
5/ 1 0.3 2x10^1
4/30 0.4 2x10^3
4/29 0.3 3x10^3
4/28 0.3 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/27 12:06 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速の風になっています。
2014/ 4/28 11:32 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 4/29 12:32 太陽風はとても遅くなっています。太陽の活動も比較的穏やかです。
2014/ 4/30 13:17 太陽風磁場が強まり、南向きに振れて磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 5/ 1 12:57 太陽風磁場の強い南向きは、夜半まで続きました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 5/ 2 10:21 更新
太陽風の磁場の強まりは終わりました。4月の黒点数は85でした。

担当 篠原

SIDCより、2014年4月の黒点相対数は 84.7 と発表されました。
2月に今期最高の102.8を記録した後、
3月の92.2に続く低下となりましたが、
グラフでは、4月のデータも大きな変化の幅の中にあります。

現在、第24活動周期は後半のピークを迎えています。
この後も極大の状態は続くのか、いよいよ低下が始まるのか、
半年、1年かけて見ていく変化ですが、興味深い点です。


また、2枚目の図で、
過去40年間のフレア発生数の推移をまとめました。
フレアの数は、NOAA/SWPCの報告を基に集計しています。

黒点数のグラフと並べているので、
太陽活動との対応に注目して下さい。
すると、現在の第24期は過去の3周期と比べて、
フレアの発生数が半分や3分の1程度であることが分かります。

その低い中でも、2011年から2013年にかけて発生数は高まっています。
最新の2014年のデータは、4月までの集計です。
まだ1年の3分の1なので、
フレアの発生頻度としては、昨年までと同程度と考えられます。

フレアの発生数は、黒点数の低下と共に大きく減ります。
長期的に考えれば、最近の様にフレアが多く見られる状態も、
それほど長く続かないと言えます。



太陽風の磁場強度は、昨日のニュース以降ゆっくりと低下して、
今日に入った頃に、5nTと平均的な状態に戻りました。
一方、太陽風の速度は一段上がって、
370km/秒とやや低速に変わっています。

磁場の南北成分は北寄りの傾向が続くようになり、
磁気圏も静かになっている様です。
今日のAE指数は、グラフがずっと太くなっていますが、
これは実際の変化ではなく、データエラーではないかと思います。

SDO衛星AIA193の太陽写真にコロナホールは見られず、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、2047群と2049群の2つの黒点群が目立っています。
また、2047群の右上に2051群が発生しています。

目立ったフレアの発生はありませんが、
SDO衛星の動画では、
2049群や2050群付近で小さい活動が頻繁に起きています。
今後、フレアの発生につながるかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


黒点数とフレア発生数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、フレアデータ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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