宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2025/ 4/ 4 12:57 更新 太陽風が高速になっています。磁場の南向きで、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から500km/秒近くに上がり、 高速になっている様です。 磁場強度は、5〜15nTの間を上下していて、 やや強まった状態です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが北西側(右上)に進んでいます。 この領域の影響が始まったのでしょうか。 引き続き、太陽風の推移に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。 南向きになった頃に磁気圏の活動が強まり、 AE指数では、1000nTに達する大きい変化が 時間をおいて発生しています。 現在も太陽風の磁場は強まっているので、 この後も南向きに強まって、 磁気圏の活動が強まる可能性があります。 太陽は、X線グラフの変化が少なくなり、 穏やかになっています。 4048黒点群が中心付近に達していますが、 活動は目立たない状態です。  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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