宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/24 --- ---
5/23 13:51 C1.5
5/22 22:05 C1.4
12:04 C6.4

黒点  5/24 (NOAA)
磁場 フレア
2061 1 α ---
2065 9 β C2
2071 17 βγ C1
2072 1 α C6
2073 5 βγ ---
2074 8 β ---
2075 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 453 +1.1
-2 h 452 +1.2
-4 h 464 +2.8
-6 h 474 -5.1
-8 h 510 -7.1
-10 h 500 -6.5
-12 h 516 -5.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -39 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -49 -/ -
-6 h -54 -/ -
-8 h -44 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
5/24 0.3 9x10^1
5/23 0.3 7x10^1
5/22 0.4 1x10^2
5/21 0.4 7x10^1
5/20 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/19 11:57 太陽風は低速風が続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/20 10:00 太陽風は350km/秒の低速風が1週間続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/21 11:27 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽の東で小規模フレアが起きています。
2014/ 5/22 13:27 C6.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風が続いています。
2014/ 5/23 12:39 太陽風の弱い乱れが到来し、オーロラの活動が高まっています。
最新のニュース

2014/ 5/24 12:46 更新
太陽風は500km/秒の高速風になり、オーロラの活発な活動も発生しました。

担当 篠原

昨日のニュースの直後に、太陽風の速度は高まって、
500km/秒の高速風になりました。
磁場強度も10nTに強まった状態が続きましたが、
磁場の南北成分は北向きで、磁気圏は穏やかでした。

しかし、24日0時(世界時23日15時)頃に、
磁場は南向きに反転して、-7nTほどになりました。
速度が500km/秒に高まっていたこともあって、
磁気圏の活動は一気に強まりました。
AE指数のグラフは、24日1時(世界時23日16時)以降
1000nTに達する激しい変動が続いています。

その始まりの頃のオーロラの様子を、
南極・昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
それまで暗かった空が、オーロラの光で急に輝き始めます。
これから、というところで撮影が止まっていて、
残念ですが最も華やかな場面は見ることができませんでした。


太陽風の磁場は、
24日7時(世界時23日22時)頃に様子が変わったようで、
強度は5nTに下がり、
南北成分は0nT付近で変化するようになっています。
このため、磁気圏の活動は弱まって、
AE指数の激しい変化は終わっています。

太陽風の速度は、現在も450km/秒とやや高まっていますが、
乱れの中心は通り過ぎたようで、
これから穏やかな状態に戻りそうです。


太陽は、C1の小さいフレアが2回起きた程度で、
全体としては穏やかです。
東側の2071群、2073群は少し発達しているようで、
今後の様子に注目して下さい。




南極の昭和基地で、世界時23日17時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。