宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
昨日、C6.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/23 --- ---
5/22 22:05 C1.4
12:04 C6.4
5/21 16:08 C1.6
09:58 C2.2

黒点  5/23 (NOAA)
磁場 フレア
2061 1 α ---
2066 4 β C2
2071 9 βγ C2
2072 5 β C6
2073 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 357 +11.6
-2 h 378 -3.4
-4 h 388 -7.4
-6 h 363 -1.2
-8 h 363 +2.5
-10 h 352 -4.1
-12 h 355 -6.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^0
5/23 0.3 7x10^1
5/22 0.4 1x10^2
5/21 0.4 7x10^1
5/20 0.3 1x10^2
5/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/18 12:58 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。フレアは少なくなっています。
2014/ 5/19 11:57 太陽風は低速風が続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/20 10:00 太陽風は350km/秒の低速風が1週間続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/21 11:27 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽の東で小規模フレアが起きています。
2014/ 5/22 13:27 C6.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風が続いています。
最新のニュース

2014/ 5/23 12:39 更新
太陽風の弱い乱れが到来し、オーロラの活動が高まっています。

担当 篠原

太陽風の弱い乱れが到来しています。
昨夜より、磁場強度が徐々に強まって10nTに高まり、
今朝には一時的ですが15nT近くに達しています。
速度も少し上がって、360km/秒程度になっています。
弱いCMEによる乱れが到来したのかもしれません。

磁場が強まり始めると、
南北成分は、-10nT前後と南に大きく振れる様になりました。
そのため、磁気圏の活動が強まって、
AE指数は800nTの変化を記録しています。

この中の、世界時22日23時頃の昭和基地のオーロラを紹介します。
写真は6秒間隔の撮影で、11分間のオーロラの様子です。
短い時間に、全天カメラ全体でオーロラが激しく変化しています。


太陽風の乱れは、これ以上大きく変化することはなさそうです。
今後は変化が小さくなっていくのではないでしょうか。
また、磁場の南北成分は少し前に北向きに切り替わっています。
磁気圏の活動は、この後は静かになりそうです。


太陽は、C6.4の後は、
C1の小さいフレアが2回起きた程度で、穏やかです。
そのC6フレアを起こした2072群は、
現在は黒点が見えなくなっています。

そして、そのとなりに新しい黒点が現れています。



南極の昭和基地で、世界時22日23時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。