宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/27 --- ---
2/26 --- ---
2/25 --- ---

黒点  2/27 (NOAA)
磁場 フレア
2804 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 451 +0.5
-2 h 454 +0.9
-4 h 455 +0.5
-6 h 453 +0.9
-8 h 455 +0.7
-10 h 447 +1.2
-12 h 436 -1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 7 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
2/27 0.7 6x10^3
2/26 0.8 3x10^3
2/25 0.6 2x10^4
2/24 0.7 1x10^4
2/23 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/22 12:48 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。CMEが発生しています。
2021/ 2/23 13:45 高速の太陽風が続いています。この後、太陽風の乱れが到来するかもしれません。
2021/ 2/24 13:41 太陽風の速度は下がり始めています。
2021/ 2/25 13:16 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。
2021/ 2/26 14:03 太陽風は平均的な速度に戻りました。
最新のニュース

2021/ 2/27 09:44 更新
B9.5の小さいフレアとCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

太陽の南西(右下)の2805黒点群があった領域で、
昨日の午後、26日16時(世界時26日7時)に、
B9.5の小さいフレアが発生しました。

SDO衛星AIA193による動画を掲載します。
Cクラスまでもう少しの規模で、
Cクラスに到達していれば、
1月20日のC1.4以来、1か月ぶりの発生となっていました。

このフレアに伴って、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
太陽を60度くらい左斜めから見ている
STEREO Ahead衛星のCOR2カメラによる動画を掲載します。
発生した場所とフレアの規模を考えると、
地球への影響はなさそうです。

黒点は、2804群が見えているだけです。


太陽風は、昨夜に400km/秒まで速度が下がりましたが、
今日に入ると少し上がり、450km/秒で推移しています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態でしたが、
グラフの後半は1nTに下がっています。

AE指数は、500nT前後の変化が度々発生して、
少し活動的な状態が続いていますが、
太陽風の磁場の様子が変わりそうなので、
この後は穏やかになるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが太陽の中心線付近に見えています。
3日後くらいから高速太陽風が始まりそうです。



2805黒点群の領域で発生したB9.5の小さいフレア。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


B9.5のフレアに伴って発生したCME。STEREO Ahead衛星COR2。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。