宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/24 --- ---
2/23 --- ---
2/22 --- ---

黒点  2/24 (NOAA)
磁場 フレア
2804 5 β ---
2805 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 478 -0.6
-2 h 482 -1.9
-4 h 497 -1.5
-6 h 511 -1.3
-8 h 517 -0.8
-10 h 539 +0.7
-12 h 550 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 7x10^2
2/24 0.7 1x10^4
2/23 0.7 1x10^4
2/22 0.7 8x10^3
2/21 0.7 6x10^3
2/20 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/19 13:10 太陽風はやや低速です。太陽の北東の端から新しい黒点が現れています。
2021/ 2/20 12:58 高速太陽風が到来し、500km/秒に達しています。磁気圏の活動も高まりました。
2021/ 2/21 13:31 太陽風速度は550km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。太陽でフィラメント噴出が発生しました。
2021/ 2/22 12:48 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。CMEが発生しています。
2021/ 2/23 13:45 高速の太陽風が続いています。この後、太陽風の乱れが到来するかもしれません。
最新のニュース

2021/ 2/24 13:41 更新
太陽風の速度は下がり始めています。

担当 篠原

昨夜くらいから太陽風の速度は低下が始まり、
既に470km/秒とやや高速程度に下がっています。
磁場強度も5nTから3nTへ下がっています。
地球は、高速風の領域を通り過ぎようとしている様です。

太陽風のグラフの最後を見ると、
速度や磁場強度に小幅の急な変化が発生しています。
もうしばらく様子を見る必要がありますが、
20日夜のCME(コロナ質量放出)に関係する変化が
やって来たのでしょうか。
ここまでの様子だと、小さい変化で終わりそうです。

AE指数は、500nT前後の変化が続いています。
全体としては変化が次第に小さくなっていて、
太陽風速度の低下の影響が現れている様です。
このまま太陽風が穏やかになれば、
磁気圏も穏やかになるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。
次の太陽風の高まりは、この領域の影響となりそうです。
27日周期の図を見ると、
前周期は、2月2日から速度の高まりが始まっています。


太陽は、2804黒点群と2805黒点群が
昨日と同様に見えています。

X線グラフの変化はあまり見られず、
活動は穏やかです。

SDO衛星の可視光写真によると、
2803黒点群に小さい黒点が再び現れている様です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。