宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/20 10:08 更新 太陽のフレア活動はやや落ち着いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽のフレアの発生は、現在は比較的静かになっています。 昨日の夕方以降に、西の端の1861黒点群で C1〜3程度のフレアが4回ほど発生しましたが、 黒点群が没してしまったので、活動は見えなくなりました。 一方、東側には、1875黒点群と、 新しく現れた1877黒点群が大きな姿を見せています。 X線の動画では、チカチカと小さい輝きが発生していて、 活動の規模が拡大する様だと注意が必要になるでしょう。 太陽風は、更に速度が下がり、 現在は320km/秒とだいぶ遅い風になっています。 27日周期の図の前周期(9月22〜23日頃)も、 速度は300km/秒くらいに下がって、 その後速度の小さい高まりが来ています。 今回もこれから同様の変化をたどるのかもしれません。 SDO衛星AIA193で見える北半球側のコロナホールは、 緯度が高いため地球へは影響が及びにくいのですが、 西側(右側)に進んで、 タイミングとしては良いくらいになっています。 磁気圏の活動は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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