宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:32)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 03:38 C2.6
10/27 --- ---
10/26 05:00 C1.8

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
1324 3 β C1
1325 1 α ---
1327 1 α ---
1330 9 βγ C2
1332 1 α ---
1333 10 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 389 -0.3
-2 h 385 +0.3
-4 h 391 +0.4
-6 h 402 -1.0
-8 h 414 +0.9
-10 h 403 -0.1
-12 h 420 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
10/28 0.3 1x10^1
10/27 0.4 1x10^1
10/26 0.5 1x10^1
10/25 5.3 5x10^1
10/24 13.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/23 11:55 フィラメント噴出とMクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
2011/10/24 10:54 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが発生するかもしれません。
2011/10/25 11:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。
2011/10/26 12:27 CMEによる太陽風の乱れは続きましたが、磁場が北向きになって、磁気圏の乱れは小さくなっています。
2011/10/27 12:18 太陽で弱いCMEが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は静かです。
最新のニュース

2011/10/28 10:32 更新
フィラメントの噴出により淡いCMEが発生しています。太陽、太陽風は穏やかです。

担当 篠原

昨日に続いて、淡いCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
今日は、フィラメントの噴出が原因です。

SDO衛星AIA304の動画を見て下さい。
太陽の中心から左上にかけて黒い筋が伸びています。
これが、持ち上がるように運ばれて、太陽から噴き出しています。
その後、SOHO衛星LASCO C3で淡いCMEの噴出として観測されています。

昨日同様、規模は小さいですが、比較的太陽の中心付近で発生したので、
3〜4日後に地球まで影響がやって来るかもしれません。
31日頃の太陽風に注目してください。

ここまで書いて気付いたのですが、昨日のニュースでは
CMEの日付を1日書き間違えていました。
従って、昨日のCMEの影響は、正しくは30日頃と見積もられます。

太陽は、目立ったフレア活動はなく、静穏な状態です。


太陽風は、ゆっくりと速度が下がり、
380km/秒とやや低速に変わりつつあります。

磁場の南北成分が、0nTをはさんで南北に振れるようになり、
小さなオーロラ活動が時々発生するようになっています。


コロナホールの影響は、明日、29日頃からだと考えています。
今日は穏やかに過ぎ、明日から太陽風に小規模の乱れが発生するかもしれません。
オーロラもある程度強まる可能性があります。



鹿児島高専は、明日、文化祭を行います。
今日はその準備の日で、学校中がにぎやかです。



SDO AIA304による、フィラメントの噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO LASCO C3による、淡いCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。