宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/26 05:00 C1.8
10/25 --- ---
10/24 --- ---

黒点 10/26 (NOAA)
磁場 フレア
1324 30 βγ ---
1325 11 β ---
1327 4 β ---
1330 12 βγ C2
1331 3 β ---
1332 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 448 +2.5
-2 h 472 +2.1
-4 h 507 +2.8
-6 h 535 +3.5
-8 h 528 +2.8
-10 h 480 +7.4
-12 h 421 +12.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^0
10/26 0.5 1x10^1
10/25 5.3 5x10^1
10/24 13.2 1x10^2
10/23 9.6 8x10^1
10/22 0.6 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/21 09:32 3週間ぶりにMクラスのフレアが発生しました。太陽風と磁気圏は穏やかです。
2011/10/22 12:09 再びMクラスフレアが発生しています。太陽風の速度は遅く、磁気圏も静かです。
2011/10/23 11:55 フィラメント噴出とMクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
2011/10/24 10:54 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが発生するかもしれません。
2011/10/25 11:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。
最新のニュース

2011/10/26 12:27 更新
CMEによる太陽風の乱れは続きましたが、磁場が北向きになって、磁気圏の乱れは小さくなっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後も、磁気圏の乱れは続きました。
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変動が発生しています。
Dst指数は、その後数値が修正されましたが、
25日11時(世界時25日2時)に最大-134nTの減少を記録しています。

昨日のニュースでオーロラの動画を紹介したノルウェーのトロムソでは、
その後、夜明けにかけてオーロラの活動が続き、
ピンク色に輝く美しいオーロラが撮影されています。
この様なオーロラは、大きな磁気嵐が発生したときに見られます。


太陽風の変動は、速度は500km/秒前後の高速状態が続き、
磁場強度も20nTに達する強まりが25日22時(世界時25日13時)頃まで続きましたが、
磁場の南北成分が北向きに切り替わったため、
磁気圏への影響度は時間とともに弱まってしまいました。

このため、AE指数の変動は次第に小さくなり、
25日22時(世界時25日13時)以降はほとんど変化していません。


現在の太陽風は、速度は450km/秒ありますが、
磁場強度は5nT程度に下がっていて、CMEの乱れも終わりに近づいています。
この後、速度は更に低下して、
明日には通常の速度か遅めの風に戻っていると思われます。


太陽は、C1.7の小規模フレアが1回発生した程度で、
フレアの活動は穏やかです。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。