宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/30 13:10 更新 太陽風は平均的な速度です。磁場が南向きになって磁気圏の活動がやや高まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、410km/秒から370km/秒へ少し下がり、 再び410km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、強まりが残っていて、 10nT前後で推移しています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で南向きに強まる変化が到来しています。 このため、AE指数は、 グラフの最後に800nTの中規模の変化が発生しています。 それまでは磁気圏は静穏で、AE指数は変化も少ない状態でした。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 南東の端(左下)にコロナホールの薄暗い領域が見えています。 ここは前周期にもコロナホールが見えていた場所です。 現在はどの様な広がりになっているでしょうか。 太陽は、中心部南西側(右下)の3905黒点群、3906群、 北東(左上)の3910群、南東の端近く(左下)の3912群で C3〜5程度の小規模フレアが発生しています。 X線グラフは少し変化が目立つ様になっています。 また、昨夜、29日21時(世界時29日12時)頃に、 南の端近くでフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では, 太陽の下側に広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。 動画では、太陽の上側にも別のCMEが飛び出しています。 向こう側で発生した現象の様です。 どちらの噴出も地球への影響はないでしょう。 太陽の南端で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上下それぞれにCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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