宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
今日、M6.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 12:37 M6.5
11:45 C5.6
05:15 M2.3
00:59 C3.0
00:05 C2.6
5/ 8 23:15 C9.6
18:52 C4.6
17:21 C3.0
15:41 C3.6
11:19 C7.9
06:43 M1.5
5/ 7 20:02 C2.5
19:00 C2.0
06:46 C4.7
02:38 C1.8

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
3293 8 β C2
3294 1 α ---
3296 16 βγ M2
3297 21 βγδ C2
3299 5 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 448 -0.1
-2 h 458 -2.4
-4 h 469 -2.7
-6 h 485 -3.2
-8 h 478 -3.2
-10 h 478 +1.8
-12 h 543 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 6 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 26 5x10^1
5/ 9 38 2x10^2
5/ 8 17 2x10^2
5/ 7 0 2x10^2
5/ 6 0 2x10^4
5/ 5 0 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/ 4 08:15 Mクラスの中規模フレアが5回連続で発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 5/ 5 10:26 M3.9の中規模フレアが発生しました。CMEによる乱れが到来するかもしれません。
2023/ 5/ 6 10:20 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2023/ 5/ 7 13:00 太陽風は高速になり、現在は下がり始めています。太陽風の乱れが到来しそうです。
2023/ 5/ 8 12:48 M1.5、M1.6の中規模フレアが発生し、ハロー型のCMEが広がっています。
最新のニュース

2023/ 5/ 9 13:58 更新
M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。

担当 篠原

昨日の朝にM1.5、M1.6のフレアを起こした
太陽中心部北西(右上)の3296黒点群で、
今朝、9日5時(世界時8日20時)にM2.3、
今日の昼、9日12時半(世界時9日3時半)にM6.5と、
2つの中規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131による動画をそれぞれ掲載します。
X線グラフを見ると、
今回は強度の高まりが短い時間で終わっています。
目立つ規模のCME(コロナ質量放出)は
発生していない様に思います。
この後のSOHO衛星LASCO C2、C3に注目してください。


太陽風は、昨日までは500km/秒前後の
高速の風が続いていましたが、
今日に入ると一段下がり、
現在は450km/秒と平均的な状態に戻っています。

磁場強度も、グラフの前半は5〜8nTと少し強めでしたが、
最後は4〜5nTと少し下がっています。

磁場の南北成分は、
グラフの途中から南寄りで推移する様になっています。
このため、磁気圏の活動も強まり、
AE指数の後半では500〜1000nTの
中規模の変化が続く様になっています。

今夜以降は、昨日のCMEによる
太陽風の乱れの到来に注目して下さい。
磁場が南向きに大きく変化すると、磁気圏の活動は激しくなります。
どの様な変化が到来するでしょうか。




3296黒点群で発生したM2.3の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3296黒点群で発生したM6.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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