宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 00:01 C3.0
12/12 18:22 C2.1
09:09 C3.4
03:36 C1.7
12/11 20:27 C2.8
05:28 C4.8
00:53 C5.2

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
3153 5 β C3
3156 8 β C3
3157 11 β ---
3160 1 α ---
3162 1 α ---
3163 8 β C5
3164 5 β ---
3165 10 β ---
3166 3 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 457 -2.1
-2 h 453 +2.5
-4 h 476 -0.3
-6 h 479 -2.6
-8 h 496 -2.3
-10 h 484 +0.3
-12 h 488 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
12/13 0.5 4x10^2
12/12 0.6 2x10^2
12/11 0.5 2x10^2
12/10 0.5 2x10^2
12/ 9 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/ 8 12:41 太陽風はやや高速になっています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も活発になりました。
2022/12/ 9 16:17 太陽風は高速風になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/12/10 09:51 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/12/11 10:13 太陽でCフレアが続いています。太陽風はやや高速程度に下がっています。
2022/12/12 13:20 太陽風は平均的な状態に戻りかけています。太陽は穏やかになっています。
最新のニュース

2022/12/13 12:49 更新
太陽風はやや高速で推移しています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
450〜480km/秒とやや高速の状態で推移している様です。
DSCOVR衛星の速度のグラフは、
少し見にくくなっています。
磁場強度は6nTで安定しています。

磁場の南北成分は、
弱い北寄りから弱い南寄りに傾向が変わっています。
変化が小さいため磁気圏への影響は小さく、
AE指数は後半に小さい変化が見られる程度です。
磁気圏は概ね静穏です。

SDO衛星AIA193では、
南東(左下)のコロナホールがよく見えるようになってきました。
27日前と比べると、広がりは小さくなっています。
前周期は太陽風への影響は小さかったのですが、
この様子だと、今回も目立つ変化はないままかもしれません。


太陽は、目立つ変化は、
南東(左下)の3166黒点群で発生したC3.0の小規模フレア程度で、
全体として穏やかな状態です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。