宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 8/10 12:52 更新 高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。太陽立体視画像その2をどうぞ。 担当 篠原 前回(8月8日の記事)の立体画像の翌日にあたる、 7月16日のSTEREO Ahead衛星SUVI 195と、 SDO衛星AIA193の画像を組み合わせて、 太陽の立体視動画その2を作りました。 記事には800幅の画像を掲載しています。 前回と同様に3種類の動画を作っていますので、 見やすい幅のファイルをご覧下さい。 800幅の動画 (16MB) (下に表示している画像です) 1200幅の動画 (31MB) 1600幅の動画 (49MB) 左の太陽を右目で、右の太陽を左目で見る、 交差法の順番で写真を配置しています。 前回と同じ1日幅の動画ですが、 枚数を多くしてより細かく変化が見えるようにしています。 中心部上側、右上、右下と、 次々にフィラメント噴出が発生しています。 その他の領域でもコロナの変化があちこちで見えています。 立体視は、慣れれば簡単に見ることができます。 ぜひ挑戦して下さい。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 X線グラフは、 最後に発生しているB9の小さいフレアが最大の変化で、 南西の端(右下)の向こう側で発生しています。 太陽風は、高速の状態が続いています。 昨日のニュース以降は550km/秒で推移しましたが、 夜に入ると590km/秒に高まって、 現在は、570km/秒に少し下がっています。 磁場強度は、7nTから6nTで推移しています。 まだ下がっていないので、 太陽風速度の高まりも続くかもしれません。 磁場の南北成分は、南向きに変化する時間帯があり、 AE指数は500〜1200nTの中・大規模の変化が続いています。 高速風が続いているので、引き続き注目してください。 SDO衛星AIA193では、 中心部のコロナホールは西に進み、 影響は次第に弱まりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 増加した状態が続いています。 (c) STEREO (NASA)、SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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