宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/17 --- ---
5/16 --- ---
5/15 --- ---

黒点  5/17 (NOAA)
磁場 フレア
2822 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 410 -1.1
-2 h 397 -2.1
-4 h 367 -0.7
-6 h 364 -0.4
-8 h 389 +0.0
-10 h 347 -1.5
-12 h 323 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -10 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
5/17 0.7 2x10^2
5/16 0.7 2x10^2
5/15 0.7 2x10^2
5/14 0.7 2x10^2
5/13 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 5/12 13:19 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/ 5/13 12:42 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まりました。
2021/ 5/14 12:40 太陽風は平均的な状態に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2021/ 5/15 13:48 太陽風は平均的な状態です。CMEが発生しています。
2021/ 5/16 12:49 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2021/ 5/17 14:39 更新
太陽風は平均的な速度です。これから速度が高まるかもしれません。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から320km/秒へ下がり、
再び400km/秒に戻る変化をしています。
一旦低速になりましたが、現在は平均的な速さです。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、
南向きにやや強まる変化が繰り返されています。
このタイミングで磁気圏の活動がやや高まり、
AE指数には500nTの中規模の変化が発生しています。

太陽風のグラフの最後もやや南向きに振れていますが、
この後どうなるでしょうか。

SDO衛星AIA193では、太陽の中央部から南極にかけて、
縦にコロナホールが伸びています。
この領域の影響がこれから始まりそうです。

また、14日のCMEによる太陽風の乱れも、
そろそろ到来しそうです。

今後の太陽風の速度や磁場強度の変化に注目して下さい。


太陽は、2822黒点群が西の端(右端)に次第に近づいています。
昨日見えていた小さい黒点は、その後消えています。

東端の向こうから活動的な領域が近づいているため、
X線グラフはゆっくりと高まっています。
どの様な領域が現れるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。