宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/18 --- ---
4/17 --- ---
4/16 --- ---

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
2814 4 β ---
2816 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:03 581 -3.3
-2 h 581 -2.0
-4 h 581 +1.9
-6 h 577 -1.0
-8 h 572 -2.4
-10 h 582 -2.6
-12 h 573 -2.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -25 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 8x10^2
4/18 0.6 1x10^3
4/17 0.7 9x10^2
4/16 0.7 2x10^2
4/15 0.7 2x10^2
4/14 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/13 13:13 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2021/ 4/14 12:53 太陽風はやや低速です。磁気圏は穏やかです。
2021/ 4/15 13:44 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 4/16 11:52 太陽風は平均的な速度です。新しい黒点が2か所に現れています。
2021/ 4/17 13:31 高速太陽風が到来し、600km/秒に達しています。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2021/ 4/18 10:17 更新
太陽の東端で小さいフレアが発生しました。高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

今日未明、18日1時半(世界時17日16時半)に、
B9.7の小さいフレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
これを見ると、フレアが発生したのは太陽の東端(左端)の向こう側です。
従って、本当のフレアの規模はこれよりも大きい可能性があります。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左側に向かってCME(コロナ質量放出)が飛び出す様子が
撮影されています。
地球に対しては横向きなので、影響はないでしょう。

この後、太陽の東端から活動的な領域が現れると思われます。
どの様な領域か注目してください。

現在見えている黒点は、
西側(右側)の2814、2815群はかなり小さくなっています。


太陽風は、580km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は、8nTから5nTへ少し下がり、平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、南寄りの変化が続いています。
このため、磁気圏の活動は活発な状態が続き、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

太陽風のデータでは磁場強度が少し下がって来たので、
この後の磁気圏の活動は、規模が少し小さくなるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、太陽の南半球のコロナホールは、
後半の領域(左側の領域)が、太陽の中心線にかかっているところです。
高速の太陽風は、もう5日くらい続くかもしれません。



太陽の東端で発生したB9.7のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側に噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。