宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 9 --- ---
3/ 8 --- ---
3/ 7 --- ---

黒点  3/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2806 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 476 +2.1
-2 h 493 +2.1
-4 h 504 -0.4
-6 h 500 -1.2
-8 h 517 -2.2
-10 h 505 -1.0
-12 h 520 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -19 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^2
3/ 9 0.6 2x10^3
3/ 8 0.8 1x10^3
3/ 7 0.7 2x10^3
3/ 6 0.7 6x10^3
3/ 5 0.7 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/ 4 13:04 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は少し落ち着いています。
2021/ 3/ 5 12:23 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/ 6 12:41 これから太陽風の速度が上昇するかもしれません。
2021/ 3/ 7 12:58 550km/秒の高速太陽風が到来しています。2806黒点群が再び現れています。
2021/ 3/ 8 12:58 高速の太陽風が続いています。2月の黒点相対数は 8.3 でした。
最新のニュース

2021/ 3/ 9 12:38 更新
高速の太陽風が続いていますが、速度は下がっていくかもしれません。

担当 篠原

太陽風は、500km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は、6nTから4nTに少し下がっています。

高速の太陽風は、4日目に入っています。
前周期の高速太陽風がこのくらいで終わっているので、
この後、速度は低下に向かうかもしれません。
(グラフの最後で下がり始めている様にも見えます)

太陽風磁場の南北成分は、
北を向いたり、南を向いたり、ゆっくり変化しています。
AE指数では、磁場が南向きになった頃に、
500nTの中規模の変化が発生しています。
現在は北向きなので、AE指数も変化がなくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の2月13日に速度の高まりが発生しています。
これは、SDO衛星AIA193の南半球側に見えていた
コロナホールが影響していた様なのですが、
今回、コロナホールの広がりは小さくなっている様です。
太陽風速度の様子も変わる可能性があります。


太陽は、2806黒点群が西の端に近づいて、
沈もうとしています。
一方、南西部の2807群の場所に小さい黒点が現れています。

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。