宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:56)
昨日、C5.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 --- ---
8/31 07:17 C1.3
03:31 C5.2
8/30 07:14 C1.3

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2672 4 β ---
2673 1 α ---
2674 10 β C5
2675 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:44 555 -0.2
-2 h 593 -1.4
-4 h 576 -0.2
-6 h 592 -1.3
-8 h 622 -1.7
-10 h 632 -0.1
-12 h 611 -4.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
9/ 1 0.5 6x10^2
8/31 0.5 7x10^2
8/30 0.4 5x10^3
8/29 0.5 1x10^3
8/28 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/27 12:38 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静穏です。
2017/ 8/28 13:24 太陽風は低速の風が続いています。オレゴン州からの日食写真をどうぞ。
2017/ 8/29 14:01 太陽風は低速です。太陽に新しい黒点が現れています。
2017/ 8/30 13:31 太陽の東から大きな黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2017/ 8/31 08:53 C5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。
最新のニュース

2017/ 9/ 1 10:56 更新
高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒台に高まりました。

担当 篠原

コロナホールの影響が到来して、
昨日の昼より太陽風が強まっています。

30日13時(世界時30日4時)頃から、太陽風の磁場強度が強まり始め、
5nTと平均的だった磁場強度は、20nTを超えて強まり、
30日15時半(世界時30日6時半)には、一時的に30nTに達しました。

磁場の強まりとともに、速度も上昇を始め、
夕方、30日17時(世界時30日8時)には、
600km/秒に達しました。
以降、今朝まで600km/秒前後の高い速度が続きましたが、
現在は560km/秒と少し下がっています。

速度が高まりきった頃から、磁場強度は低下を始め、
既に、4nTまで下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場の強まりの最初は北寄りに振れましたが、
その後、南寄りに切り替わっています。
27日周期の図を参照すると、ここでセクター境界が通過したようです。

磁気圏の活動もこの頃から強くなり、
AE指数は、500〜1200nTの活発な活動が、
6時間ほどですが発生しています。

その後は、磁場強度が下がったこともあって、
南向きの変化が小さくなり、
AE指数の変化も500nT前後と、
活発ですが規模は一段小さくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは、中緯度の領域が太陽の中央線を通り過ぎる頃です。
この辺りの影響まで地球にやって来ると考えると、
この後も4日程度は太陽風の乱れは続きそうです。


太陽では、南西部(右下)に新しく2675黒点群が発生しています。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、
太陽は少し落ち着いています。




今日は高専スペースキャンプ2日目です。
とても良い天気に恵まれていますが、今日は屋内作業です。
缶サットやモデルロケットの講習会が行われ、
学生数名でグループを作って、缶サットの製作も行います。
明日はすぐ投下実験なので、深夜まで作業がいっぱいの予定です。




世界時8月31日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。