宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/12/27 13:55 更新 太陽風の速度は下がり始めていますが、現在も600km/秒台の高速風です。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下していますが、 依然、630km/秒と高い速度を保っています。 27日周期の図を見ると 太陽風の速度の推移は、前周期とかなり変わっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは既に西の端に消えかけています。 現在の太陽風の高まりがこれからどの様に変化するのか、 引き続き注目して下さい。 太陽風の磁場強度は、 5nTから4nTに少し下がっているようです。 高速風の弱まりの兆しでしょうか。 これからの変化に注目して下さい。 磁気圏は活発な状態が続いています。 AE指数は、昨日のグラフほどではありませんが、 500〜800nTの中規模の変化が頻繁に発生しています。 太陽では、北西(右上)に新しい黒点が出現し、 2621群と番号が付けられています。 ここで、Bクラスの小さいフレアが4回ほど発生しています。 そのひとつは、B8.3と、Cクラスまであと少しの規模でした。 今後の活動に注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を超えて高まった状態が続いています。 太陽風が強まった状態が続いていて、 こちらもなかなか減少には向かいません。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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