宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 --- ---
11/ 3 --- ---
11/ 2 --- ---

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2605 2 β ---
2606 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 412 +1.4
-2 h 397 +0.3
-4 h 403 -3.3
-6 h 408 -1.7
-8 h 413 +0.4
-10 h 391 -3.2
-12 h 395 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/ 4 0.3 2x10^4
11/ 3 0.3 9x10^3
11/ 2 0.3 2x10^4
11/ 1 0.4 5x10^4
10/31 0.6 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/30 12:37 600km/秒台の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点になりそうです。
2016/10/31 13:56 高速太陽風の速度は550km/秒に下がってきました。
2016/11/ 1 12:01 高速の太陽風は終わりに近づいています。
2016/11/ 2 12:49 太陽風は平均的な状態にほぼ戻っています。
2016/11/ 3 13:58 太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。
最新のニュース

2016/11/ 4 12:59 更新
太陽風磁場が南に振れ続け、磁気圏の活動を高めました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランド南島・ダニーデンの中村太一さんより、
10月25日から11月1日にかけて続いた、
高速太陽風期間中に撮影されたオーロラの写真をいただきました。

春を迎えてから、雨と雲が日々絶えず、
残念ながら大きなオーロラが見えそうな夜に限って、
天候が崩れるという状況が続いていたそうです。
今回の高速太陽風でも、始まりの25〜26日は、
悪天候の合間の撮影となったそうですが、
ピークの頃に雲が開けてくれて、
高く上がる列を作った線状のオーロラを見ることができたそうです。

また30日、31日は、雲が少なくなって、
綺麗な星空の下にオーロラが小さいながら発光していたとのことです。

一週間を越える高速太陽風の期間中、
オーロラの見える地域はどのような状況だったのかを、
感じることのできる資料です。
最初の3枚の光の縦の帯は、とても印象的です。

悪天候の中の苦心の撮影だったと思います。
どうもありがとうございます。



太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、5〜7nTとやや強いくらいですが、
南北成分が、昨日の朝から、今日の未明にかけて、
-5nTと南向きに振れた状態が半日ほど継続しました。

このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数は活発な変化を起こしています。
変化の大きさは、
そのまま読み取ってい良いのか判断が難しいのですが、
500nTを越える規模の変化になっているようです。

太陽風磁場の南向きは、今日の未明に終わり、
現在は、磁気圏の活動も落ち着いているようです。


太陽は、昨日見えていた黒点は、2605群となり、
東に新しく2606群が現れています。
X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。




ニュージーランド南島ダニーデンで、現地26日2時0分(世界時25日13時0分)に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地26日2時13分(世界時25日13時13分)に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地26日2時16分(世界時25日13時16分)に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地30日に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地30日に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


ニュージーランド南島ダニーデンで、現地31日2時50分(世界時29日13時50分)に撮影されたオーロラ。
(c) 中村太一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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