宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 4 --- ---
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---

黒点  6/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 312 -1.0
-2 h 311 +0.8
-4 h 312 +0.4
-6 h 315 -1.5
-8 h 306 -2.4
-10 h 313 -1.8
-12 h 314 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
6/ 4 0.4 3x10^3
6/ 3 0.5 3x10^3
6/ 2 0.4 4x10^3
6/ 1 0.4 5x10^3
5/31 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/30 12:37 太陽風は再び500km/秒に高まっています。磁気圏もやや活動的です。
2016/ 5/31 12:42 高速太陽風の速度が下がり始めているようです。
2016/ 6/ 1 12:51 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 6/ 2 19:42 太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。太陽の黒点が見えなくなりそうです。
2016/ 6/ 3 16:44 太陽は無黒点になっています。太陽風は低速風になっています。
最新のニュース

2016/ 6/ 4 12:37 更新
太陽は無黒点が続いています。5月の黒点数は 52.1 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
5月の黒点相対数は、52.1 と発表されました。
4月に、38と一旦下がりましたが、
5月はそれ以前の流れに戻っています。

2014年末に100を割って以来、1年半で半分に下がっています。
第23期の後半を見ると、黒点数の減少ペースは、
下がるにつれて、次第にゆっくりになっています。
今後の下がり方も、次第に変化が小さくなっていくかもしれません。


その太陽は、今日も黒点は見えていないようです。
NOAAの活動領域のリストにも、番号は書かれていません。
来月初めにWDC-SILSOから発表される
黒点数データを待つことになりますが、
2014年7月以来、2年ぶりの無黒点日になりそうです。

前回は、月平均値が、まだ100を超えている中で
突発的に発生した無黒点日でしたが、
今後は、このような日が次第に増加していくでしょう。

X線のグラフに変化は特になく、太陽はとても穏やかです。


太陽風は、速度が300km/秒付近で安定し、
低速の状態が続いています。
磁場強度も、3nTにやや弱まっています。

AE指数はほとんど変化がなく、磁気圏も静かです。

太陽中央部のコロナホールは、西に少し進み、
この後、太陽風に影響が見られるのかどうか、注目して下さい。



太陽黒点相対数の長期変化。5月の黒点数は52.1でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。