宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 4 --- ---
5/ 3 --- ---
5/ 2 17:32 C3.5
08:26 C2.5

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2535 1 α ---
2536 5 β ---
2539 7 β C3
2541 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 471 +3.1
-2 h 468 +0.7
-4 h 477 +0.6
-6 h 476 -0.6
-8 h 492 -1.0
-10 h 510 -1.2
-12 h 534 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
5/ 4 0.3 2x10^4
5/ 3 0.5 7x10^3
5/ 2 0.4 2x10^2
5/ 1 0.4 5x10^2
4/30 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/29 12:49 太陽風は平均的な状態ですが、コロナホールの影響が近づいています。
2016/ 4/30 09:57 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響は始まっていません。
2016/ 5/ 1 09:59 太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏の活動が少し高まっています。
2016/ 5/ 2 12:50 コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。
2016/ 5/ 3 10:55 太陽風の速度は550km/秒に上がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 5/ 4 12:06 更新
高速太陽風は終わりに近づいています。磁気圏活動も次第に小さくなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日いっぱいは
550km/秒の状態が続いていましたが、
今日に入った頃から少しずつ低下して、
現在は470km/秒と、やや高速の風に下がっています。

磁場強度も4nT前後にやや下がっていて、
高速の太陽風は終わりに近づいているようです。

太陽風磁場の南北成分は、南北に変化していますが、
全体の強度が下がってきたので、振れ幅は小さくなり、
磁気圏への影響は弱くなっています。
AE指数は、300nT前後の小規模の活動が
断続的に発生する程度になっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
太陽の中央部にやや小さいコロナホールが見えています。
また、南半球の東側(左側)にも、
コロナホールの暗い領域が広がっています。
今回の高速風の通過後も、
数日おきにこれらの領域の影響がやって来るかもしれません。

中央のコロナホールの影響は、弱いものになりそうですが、
明後日、6日以降の太陽風に注目して下さい。


太陽は、新しく現れた2541黒点群と、
東端にちょうど顔を出した新しい黒点群で、
Bクラスの小さいフレアが数回発生しています。

これらの領域は、これから太陽の中心に向かうので、
今後の活動の高まりに注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子が、
GOES15衛星(青線)で、10,000を超えて高まっています。
続いて、GOES13衛星(赤線)も高まるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。