宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
一昨日、M2.1の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/23 --- ---
9/22 --- ---
9/21 14:09 C8.8
12:52 C1.5
10:43 C4.2
08:56 C2.8
02:30 M2.1

黒点  9/22 (NOAA)
磁場 フレア
2415 4 βγ M2
2418 4 β ---
2419 4 β ---
2420 16 βγ C9

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
03:30 561 -0.4
-2 h 588 +1.9
-4 h 605 -0.0
-6 h - -
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
9/23 0.2 1x10^3
9/22 0.7 1x10^3
9/21 3.2 2x10^3
9/20 0.5 1x10^3
9/19 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/18 12:08 2415黒点群でM1.1のフレアが発生しました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/19 09:55 2415黒点群の活動は弱まっています。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 9/20 09:09 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2015/ 9/21 11:11 Mクラスのフレアが2回発生しています。高速太陽風が到来しています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/22 13:20 太陽風は600km/秒の高速風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 9/23 12:30 更新
太陽風の速度は下がり始めています。カナダ・ホワイトホースのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

世界時19日9時頃に、
カナダ、ユーコン準州のホワイトホースで撮影されたオーロラの写真を、
小貝哲夫さんよりいただきました。

19日の太陽風は、420km/秒と平均的な速さでしたが、
磁場の南北成分が、-8nTと南向きに強まったため、
AE指数が800nTくらいに変化しました。
その頃のオーロラです。

1、2枚目では、上空の赤い部分から下へ向かって、
オーロラの縦の筋がとても良く見えています。
背景には、ペルセウス座、プレアデス星団、おうし座などの星々が見えています。
そして、3枚目では光の渦が頭上を覆い尽くすように輝いています。
息を飲むような光景です。

小貝さんは、これから更に北上して、
北極圏でのオーロラ観測を目指しているそうです。
旅の途中に素晴らしい写真を送っていただき、ありがとうございます。



現在の太陽風は、昨日の600km/秒から次第に下がって、
480km/秒とやや高速の状態です。
磁場強度も、8nTから5nTへ下がって、
平均的な値に戻っています。
今回の太陽風の高まりは、この辺りで落ち着くのかもしれません。

磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
そのため、磁気圏の活動はあまり高まらず、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
大きく変化している時間が一部ありますが、その他は穏やかです。


SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
赤道から南極にかけて縦に伸びるコロナホールが、
太陽の中央を過ぎて、西に進んでいます。
明日か明後日くらいから、この領域の影響が地球へやって来そうで、
再び、オーロラの活動も高まるかもしれません。


太陽は、東側に2421黒点群、2422群が現れ、
中央部にも新しい黒点が発生しています。

しかし、フレアの発生は特になく、
GOES衛星のX線グラフは静かになっています。



カナダ・ユーコンのホワイトホースで、世界時19日9時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


カナダ・ユーコンのホワイトホースで、世界時19日9時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


カナダ・ユーコンのホワイトホースで、世界時19日9時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 小貝哲夫氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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