宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
今日、C8.6の小規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 9 03:24 C8.6
2/ 8 21:26 C3.2
09:26 C2.5
2/ 7 23:41 C3.1
19:25 M1.9
19:02 C3.1
17:53 C2.5
17:26 C2.7
13:46 M2.0
13:26 C6.0
12:09 C5.0
09:13 C4.3
07:40 M1.5

黒点  2/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1967 19 βγδ M2
1968 34 βγ M2
1971 12 β ---
1973 9 β ---
1974 33 βγ ---
1975 6 β ---
1976 3 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 444 -2.3
-2 h 440 -2.9
-4 h 407 -4.6
-6 h 398 -4.1
-8 h 426 -4.5
-10 h 443 -3.5
-12 h 445 -5.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -37 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -36 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -30 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
2/ 9 0.2 1x10^2
2/ 8 0.4 9x10^1
2/ 7 0.3 1x10^1
2/ 6 0.3 1x10^1
2/ 5 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/ 4 13:36 1967黒点群の規模は大きく、Mクラスフレアも発生しています。
2014/ 2/ 5 12:27 1967黒点群の活動は続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 2/ 6 10:03 1月の黒点数は82.0でした。太陽ではフレアが続いていますが、勢いは弱まりつつあります。
2014/ 2/ 7 12:02 1967黒点群の活動は弱まって来ました。太陽風は低速です。
2014/ 2/ 8 12:59 太陽風の擾乱が到来して、オーロラの活動がある程度強まっています。
最新のニュース

2014/ 2/ 9 12:52 更新
太陽風はやや高速の風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。
磁場強度は、昨日いっぱいは10nTに強まった状態が続きましたが、
今日に入った頃から5nTへ下がって平均的な値に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
ACE衛星のグラフの中頃から南向きに偏る様になりました。
それに合わせて磁気圏の活動も高まって、
AE指数のグラフは、
中盤以降は500〜700nTの中規模の変動が続いています。
極域では、オーロラの輝きが活発に見られたのではないでしょうか。


SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西にだいぶ移動しています。
前周期の今頃は、
800km/秒台に達する高速の太陽風が到来していました。
今回の高速風はどのように推移するのか、
引き続き注目して下さい。


太陽は、1967黒点群と1968黒点群が西の端に近づいています。
フレアの活動は更に弱まり、
C8.6に達する小規模フレアも発生していますが、
その他はC1〜2の小さいCクラスフレアが起きているだけです。

一方、黒点としては、1967、1975、1971、1974、1976群と
南に沿ってずらっと並んでいて、なかなか見事です。




SDO衛星による、西の端に近づいた1967黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。