宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/14 12:39 更新 Cクラスのフレアが多く発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽では、Cクラスのフレアが活発に発生しています。 太陽南東部の1897黒点群では、 M1.4の中規模フレアを最大として、 C2.6、C5.9、C3.2などのフレアが発生し、 西の端に沈みかけている1890黒点群も、 C6.5、C2.6、C2.4、C3.5、C4.0と続いています。 また、北東の端から現れた1899黒点群も、 C2.3、C3.1などのフレアを起こしていて、 全体としてはCクラスのフレアが14回ほど発生しています。 GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、 太陽の右と左で次々にフレアが起きていてにぎやかです。 この後もフレアの発生が続きそうです。 太陽風は、380km/秒とやや低速の状態で安定していました。 現在はもう少し下がって、360km/秒になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い値で安定していて、 太陽風は穏やかです。 磁気圏も概ね穏やかですが、 太陽風の磁場が南寄りだった時間帯に、 AE指数で200〜400nT程度の小さい変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西側(右側)に進んでいます。 影響が及び始めるのは2日後くらいになりそうです。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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