宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:24)
今日、C3.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 04:23 C3.7
03:17 C2.7
00:54 C2.0
11/17 22:52 C3.2
22:18 C2.4
16:05 C6.0
10:18 C2.7
08:39 C5.1
04:46 C5.2
03:50 C2.9
11/16 23:48 C7.9
22:27 C2.9
14:54 C4.1
13:41 C7.6
12:26 C3.1
11:54 C2.3
08:37 C2.5
07:28 M1.2
05:23 C7.8
01:26 C3.4

黒点 11/18 (NOAA)
磁場 フレア
1341 3 β ---
1342 1 α ---
1343 1 α ---
1346 3 β C6
1347 1 α ---
1350 2 β ---
1352 3 β C3
1353 1 α ---
1354 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 393 -0.2
-2 h 392 -0.1
-4 h 410 +0.4
-6 h 425 -1.6
-8 h 416 +3.4
-10 h 432 -0.2
-12 h 433 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -17 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
11/18 0.4 2x10^2
11/17 0.3 2x10^2
11/16 0.3 1x10^2
11/15 0.3 2x10^2
11/14 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/13 13:38 CMEによる小規模の太陽風の乱れが到来しています。磁気圏への影響は小さく静穏です。
2011/11/14 09:50 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽ではC1の小さなフレアが多発しています。
2011/11/15 09:41 太陽ではCクラスのフレア活動が続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2011/11/16 12:02 Mクラスのフレアが3回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2011/11/17 09:48 Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2011/11/18 10:24 更新
Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

太陽では、Cクラスの小規模フレアの発生が続いています。
昨日に比べると規模は少し小さくなり、
C6.0が1回と、その他はC1〜3の小さなものばかりです。

太陽の中心から南寄りの1346黒点群と、南東端近くの1352群が活発で、
これに加えて、東の端の向こう側にある活動領域も
X線のカメラでは明るく輝いています。
18日5時(世界時17日20時)には、ここでフレアが発生し、
続いてCMEの噴出も起きています。
GOES衛星のX線カメラと、SOHO衛星のLASCO C2カメラの画像でその様子をご覧ください。

地球からは横方向に噴き出しているため、影響が来ることはありませんが、
今後、この領域がこちら側に顔を出したときに、
どのような活動を起こすのか注目して下さい。


昨日の太陽風は、450km/秒とやや高速でしたが、
その後ゆっくりと低下して、現在は400km/秒と平均的な速度に落ち着いています。
磁場強度は4nTから3nTヘ下がり、弱まっています。

穏やかな太陽風のため、磁気圏も静穏で、
AE指数はほとんど変化していません。

磁気圏の活動については、静かな期間が続いています。
11月1日頃に活発なオーロラが発生した後は、ずっと穏やかです。



太陽の東端でフレアが発生し、続いてCMEが噴出しています。GOES SXIとSOHO LASCO C2による動画。
(c) NOAA/SWPC 、SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。