宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:44)
今日、C6.4の小規模フレアが発生しました。
また、M4.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/28 05:32 C6.4
9/27 19:49 C1.9
17:04 C2.4
16:41 C3.3
13:35 C5.3
01:42 C4.9
9/26 23:37 M2.6
22:05 C5.1
18:57 C3.3
18:30 C3.3
16:45 C8.9
16:27 C4.8
14:03 M4.1
10:31 C9.6
09:35 C5.2
07:15 C8.7
01:51 M2.2
01:11 M1.2

黒点  9/28 (NOAA)
磁場 フレア
1301 1 α ---
1302 26 βγδ M4
1304 3 β ---
1305 1 α ---
1306 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 491 -2.4
-2 h 519 -1.8
-4 h 536 -0.8
-6 h 543 +1.3
-8 h 550 +1.4
-10 h 555 +3.5
-12 h 571 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -28 -36/ 20
-2 h -29 -13/ 26
-4 h -29 -16/ 10
-6 h -32 -20/ 20
-8 h -33 -19/ 13
-10 h -37 -27/ 6
-12 h -43 -20/ 17

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.3 1x10^2
9/28 6.4 1x10^3
9/27 27.7 1x10^3
9/26 35.7 2x10^2
9/25 23.7 1x10^2
9/24 13.2 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 9/23 00:42 X1.4の大規模フレアが発生しました。
2011/ 9/24 10:32 太陽でフレア活動が続いています。太陽風はやや低速で、オーロラは穏やかです。
2011/ 9/25 11:04 太陽は、X1.9、M7.1など活発なフレア活動を続けています。今後、CMEの影響が地球に到来しそうです。
2011/ 9/26 15:01 太陽ではMクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風と磁気圏は穏やかです。
2011/ 9/27 11:29 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。激しいオーロラの活動が発生し、大きな磁気嵐になっています。
最新のニュース

2011/ 9/28 11:44 更新
太陽風の速度は下がり、擾乱は終わりつつあります。フレアも減少しています。

担当 篠原

CMEの擾乱によって、
700km/秒まで上昇した太陽風の速度は、
昨日のニュース以降はゆっくりと下がり続け、
現在は500km/秒です。

まだ、高速太陽風の範囲ですが、
この後も低下は続くでしょう。
今日いっぱいで、普通の状態に戻りそうです。


一方、オーロラの活動は、
昨日の様な華々しさはありませんが、
AE指数で700〜1200nTと活発な活動が続いています。

太陽風の速度が高いことと、
磁場が、振れ幅は小さいですが、
南によく向いているからでしょう。

太陽風の速度が下がることで、
オーロラ活動もこの後は次第に小さくなるでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、
増えていますが、値は1000程度です。
こちらの変化は、明日も注目してください。


太陽のフレア活動は、更に弱まっています。

1302黒点群は、今朝、28日5時半(世界時27日20時半)に
C6.4の小規模フレアを起こしていますが、
この他は、C1〜2のフレアを起こしている程度です。

可視光の写真を見ると、
黒点の規模は小さくなっている様です。
活発な活動も、ここまででしょうか。


太陽放射線は、ゆっくりと下がり続けています。



今日は、名古屋へ出張の途中で更新しています。
動画などのチェックができず、
簡単な分析になっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。