宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 --- ---
5/ 4 --- ---
5/ 3 19:42 C1.4

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1200 10 β ---
1203 1 α ---
1204 10 β C1
1205 3 β ---
1206 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:06 431 +1.2
-2 h 442 +0.4
-4 h 469 -0.7
-6 h 481 -1.9
-8 h 494 -2.6
-10 h 500 +0.4
-12 h 509 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
06:59 -17 -6/ 3
-2 h -17 -4/ 2
-4 h -20 -3/ 7
-6 h -19 -6/ 12
-8 h -17 -8/ 4
-10 h -17 -11/ 4
-12 h -17 -14/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
5/ 5 0.4 1x10^4
5/ 4 0.5 2x10^4
5/ 3 0.3 1x10^4
5/ 2 0.4 1x10^4
5/ 1 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/30 13:32 太陽風の速度が650km/秒に上昇しています。活発なオーロラ活動も発生しています。
2011/ 5/ 1 13:01 600km/秒台中盤の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。
2011/ 5/ 2 11:04 太陽風は、600km/秒台の高速状態を保っています。オーロラも活発に続いています。
2011/ 5/ 3 11:30 600km/秒台後半の高速太陽風が続き、活発にオーロラを起こしました。高速風は下がり始めた様です。
2011/ 5/ 4 08:41 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりが近付いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2011/ 5/ 5 08:17 更新
太陽風は平均的な速度に戻りました。次のコロナホールが南極側に見えています。

担当 篠原

太陽風の速度の下がり方が速く、今朝の段階で450km/秒に下がり、
ACEの図の最新の値では400km/秒にまで落ちそうにも見えます。
5日間にわたった高速太陽風は通り過ぎ、穏やかな太陽風になりました。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
300nTほどの変化がずっと続いていますが、
これはどこかの観測データにエラーが生じているためではないでしょうか。
現在の太陽風のデータを見ると、
磁気圏では小規模の活動が発生する程度だと思います。


SDO AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南極からコロナホールが低緯度側に伸びています。
次の擾乱要因は、このコロナホールによる高速太陽風です。

27日周期の図では、前周期の4月12日に始まる高速風の回帰にあたります。
今回の始まりは、4日後の5月9日くらいになりそうです。
前回は、3日間にわたって高速風が続きました。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日も10,000の警戒レベルに達しています。
このまま、高速風の到来まで高い値が続くかもしれません。


太陽のフレア活動も穏やかです。
5日2時(4日17時)頃に、B7くらいの長時間型の小さなフレアが
太陽の北東部(左上)で発生しています。
これによってCME(太陽ガスの放出現象)が発生していそうですが、
まだデータがそろっていないため、よく分かりません。

小規模の変動ですが、発生位置から考えると、
4日後くらいの太陽風に影響が及ぶかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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