宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
今日、M2.0の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 2 11:46 C4.1
11:30 M2.0
07:12 M1.1
04:08 C4.0
00:55 C3.0
7/ 1 22:59 C3.7
21:52 C4.1
20:34 C3.5
03:53 C3.7
6/30 22:40 C4.2
21:33 C2.9
18:55 C5.7
16:10 C3.1
06:56 C5.3
05:04 C3.0

黒点  7/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3341 1 α ---
3354 26 βγδ C6
3355 2 α ---
3356 5 β ---
3357 5 β C2
3358 3 β C3
3359 7 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 465 -0.5
-2 h 443 +0.0
-4 h 441 +1.3
-6 h 459 +0.3
-8 h 471 +2.2
-10 h 479 +0.7
-12 h 480 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
7/ 2 0.3 4x10^3
7/ 1 0.3 4x10^3
6/30 0.4 8x10^3
6/29 0.3 8x10^3
6/28 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/27 13:47 高速の太陽風が続いています。磁場が南寄りで、磁気圏もやや活動的です。
2023/ 6/28 17:04 3354黒点群が大きくなっています。高速太陽風は終わっています。
2023/ 6/29 12:11 太陽風は平均的な状態です。3354黒点群は大きい姿を保っています。
2023/ 6/30 12:54 太陽風はやや高速で、磁気圏の活動が強まりました。M3.8の中規模フレアが発生しました。
2023/ 7/ 1 12:55 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 7/ 2 13:10 更新
M1.1とM2.0の中規模フレアが発生しました。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽の南東の端(左下)に現れた3359黒点群で、
今朝、2日7時(世界時1日22時)にM1.1、
2日11時半(世界時2日2時半)にM2.0と、
中規模フレアが2回発生しています。

3359群ではその前にC4.0の小規模フレアも起きていて、
一連の活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

X線グラフを見ると、
Mフレアはどちらも増加が短時間で終わるタイプです。
この後、どの様な活動を起こすでしょうか。
引き続き注目してください。

一方、3354黒点群は、大きい姿を保っていますが、
C2くらいの小規模フレアを起こした程度で、
次第に西の端に近付いています。


太陽風は、
速度が500km/秒から450km/秒程度へ下がり、
磁場強度も7nTから5nTへ少し下がっています。
概ね平均的な状態になっています。

磁場の南北成分は、
0nT付近か弱い北向きで、
磁気圏は穏やかになっています。
AE指数はほとんど変化のない状態です。



3359黒点群で発生した、M1.1、M2.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。