宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:57)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 08:58 C2.2
04:54 C2.7
12/20 22:50 M1.1
17:45 C8.2
16:42 C2.5
14:22 C6.6
12:48 C4.4
08:20 C5.0
07:10 C3.9
05:54 C4.2
03:39 C3.8
12/19 23:21 C8.0
20:38 C7.3
19:33 C4.5
12:35 C2.5
11:18 C2.5
04:54 C3.2
01:39 C3.8

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
3163 10 β C4
3166 4 β ---
3167 3 β C7
3168 1 α ---
3169 14 βγ M1
3170 5 β C8
3171 12 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 404 +6.6
-2 h 390 +4.1
-4 h 382 -1.3
-6 h 402 +1.2
-8 h 521 -5.7
-10 h 520 -6.2
-12 h 514 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -2 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^1
12/21 0.5 2x10^2
12/20 0.6 3x10^2
12/19 0.5 2x10^2
12/18 0.6 3x10^2
12/17 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/16 13:48 Mフレアの発生が続いています。太陽風は低速の状態です。
2022/12/17 13:04 太陽ではMフレアが続きましたが、現在は活動が少し落ち着いています。
2022/12/18 13:27 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の北東の端でM1.0フレアが発生しました。
2022/12/19 13:16 太陽風は低速の状態が続いています。Cフレアが発生しています。
2022/12/20 13:03 太陽風は低速の風が続いています。Cフレアの発生が続いています。
最新のニュース

2022/12/21 13:57 更新
太陽風は平均的な速さに戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒から400km/秒へ速度が少し上がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、12nT前後と強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、
北寄りからグラフの中盤で南寄りになり、
後半は再び北寄りです。
このため、AE指数も中盤で小規模の変化が発生しています。
全体としては、磁気圏は穏やかです。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、11月25日以降高速の風が続いています。
この高速風が明日くらいから回帰するかもしれません。

一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
小さいコロナホールが所々に見えている程度です。
この様子は27日前も同様で、
高速風との対応は良く分かりませんでした。

今回はどの様な変化になるでしょうか。
注目してください。


太陽は、北東(左上)の3169黒点群の活動が続き、
C6.6、C5.0と小規模フレアが起きた後、
昨夜、20日23時(世界時20日14時)に、
M1.1の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

この後は、活動は穏やかになっていて、
C1〜2の小さい小規模フレアが発生した程度です。




3169群で発生したM1.1の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。