宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:14)
昨日、C6.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/23 --- ---
10/22 19:29 C2.1
14:28 C6.4
11:46 C4.1
10:28 C2.2
10/21 16:11 C2.9
15:05 C2.6
10:11 C2.4
07:08 C2.7
05:44 C2.5
02:43 C4.0
01:33 C5.9

黒点 10/23 (NOAA)
磁場 フレア
3126 7 β ---
3127 3 α ---
3128 3 β ---
3129 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:04 424 +4.0
-2 h 383 -1.8
-4 h 394 -0.7
-6 h 395 -0.5
-8 h 398 -1.5
-10 h 335 +1.3
-12 h 347 -4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -43 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -42 -/ -
-8 h -50 -/ -
-10 h -75 -/ -
-12 h -69 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
10/23 0.6 1x10^2
10/22 0.5 2x10^3
10/21 0.5 2x10^3
10/20 0.5 1x10^3
10/19 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/18 12:39 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
2022/10/19 13:58 太陽風の速度は下がり始めています。
2022/10/20 12:20 太陽風は平均的な状態です。新しい黒点でCフレアが発生しています。
2022/10/21 11:09 太陽風は平均的な状態で、磁気圏の活動が少し強まっています。
2022/10/22 12:54 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が近付いています。
最新のニュース

2022/10/23 15:14 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。

担当 篠原

太陽風は、昨日のニュースの後に磁場の南北成分が南向きに強まり、
今日未明にかけて、-10nT程度の変化が続きました。
速度は350km/秒と低速でしたが、
磁気圏の活動は強まって、
AE指数は、1000〜1500nTの大きい変化が9時間ほど続き、
Dst指数の速報値は-75nTまで下がり、
中規模の磁気嵐になっています。

その後、磁場強度は10nTに強まったままですが、
南北成分は0nT付近に下がり、
磁気圏の活動も小さくなっています。

太陽風の速度は、
南向きの磁場が小さくなった頃に400km/秒へ高まり、
グラフの最後で430km/秒へ上昇しています。
この後、コロナホールの影響で速度が更に高まるかもしれません。
注目してください。


太陽は、昨日の午後に北西の端(右上)の向こう側で、
C6.4、C2.1の小規模フレアが発生しています。
こちらからは見えない領域で発生しているので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

一方、太陽のこちら側では目立つフレアの発生はなく、
X線グラフの強度も下がっています。



Dst指数の速報値は -75nTまで下がり、中規模の磁気嵐が発生しています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。