宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
昨日、C6.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 08:39 C6.1
7/21 21:48 C2.6
20:18 C3.1
10:03 C5.6
08:03 C4.2
04:45 C4.0
04:19 C2.9
00:00 C2.0

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
3057 1 α C4
3058 3 α ---
3059 1 α ---
3060 5 β C6
3062 1 α C4
3063 2 α ---
3064 8 β C3
3065 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 653 -3.0
-2 h 525 +0.2
-4 h 555 -0.5
-6 h 549 -0.2
-8 h 546 +3.4
-10 h 530 +3.0
-12 h 541 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 17 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 8x10^2
7/23 0.5 2x10^3
7/22 0.5 4x10^3
7/21 0.5 5x10^3
7/20 0.5 7x10^3
7/19 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/18 13:41 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
2022/ 7/19 14:38 太陽風の乱れが到来しました。太陽風の速度はやや高まっています。
2022/ 7/20 14:40 太陽風磁場の南向きの強まりが続き、磁気圏の活動が高まりました。現在は穏やかです。
2022/ 7/21 12:51 太陽風磁場の強まりは終わり、太陽風は低速になっています。
2022/ 7/22 13:02 CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2022/ 7/23 13:01 更新
CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速の状態です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの直後に500km/秒を超えて高速風になり、
以降、今朝にかけて530km/秒前後で推移していました。
コロナホールの影響が本格化した様です。

一方、磁場強度は、
10nTから6nTへゆっくりと低下が続いていましたが、
23日11時半(世界時23日2時半)に、
急に15nTへ強まる変化が到来しました。
一昨日、21日の朝に発生したCME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れが到来した様です。
速度も同様に530km/秒から660km/秒へ高まっていて、
一段と高速の風に変わっています。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場が強まった後は南寄りになっていますが、
上がったり下がったり変化していて、
単純に南向きに強まる様な変化には、今のところなっていません。

AE指数のグラフは、
太陽風の乱れの到来までは小さい変化に留まっていましたが、
グラフの最後で1000nTに達する急な変化が発生しています。
太陽風の速度がだいぶ高まっているので、
磁気圏活動は強まりやすい条件になっていますが、
この後どの様に変化するか、太陽風磁場と共に注目してください。


太陽は、C1の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、
穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。