宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/27 --- ---
9/26 20:21 C1.6
15:22 C1.0
04:03 C1.7
9/25 12:15 C1.4

黒点  9/27 (NOAA)
磁場 フレア
2871 10 βγ C2
2872 7 β ---
2877 4 β ---
2878 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:33 387 -0.5
-2 h 387 -2.9
-4 h 383 +1.9
-6 h 386 +1.1
-8 h 389 +1.1
-10 h 395 +1.8
-12 h 411 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^2
9/27 0.7 7x10^2
9/26 0.7 4x10^2
9/25 0.7 3x10^2
9/24 0.7 1x10^3
9/23 0.9 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/22 11:31 太陽の黒点が増えています。太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 9/23 10:22 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が始まりそうです。
2021/ 9/24 12:56 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2021/ 9/25 09:49 太陽の活動は落ち着いています。太陽風は高速風になりました。
2021/ 9/26 14:18 太陽風は平均的な速度に下がっています。
最新のニュース

2021/ 9/27 12:44 更新
太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は380km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
3nT前後とやや弱い状態だった磁場強度は、
今朝くらいから少し強まって、現在は7nTです。
コロナホールの影響が近付いているのでしょうか。

磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、
最後に南向きに変化が発生しています。
磁気圏は穏やかな状態が続き、
グラフの最後に小規模の変化が起きているだけです。

SDO衛星AIA193では、
北半球の中緯度のコロナホールは西側に進んでいます。
この後、太陽風に変化は見られるでしょうか。


太陽は、C1の小規模フレアが2回発生した程度で、
全体としては穏やかです。

南東(左下)の黒点に、
2877、2878群と番号が付けられています。
また、北西(右上)に新しい黒点が現れています。





SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。