宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 --- ---
9/13 --- ---
9/12 --- ---

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
2866 7 β ---
2868 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 362 +0.6
-2 h 467 +0.2
-4 h 475 -1.8
-6 h 487 -1.9
-8 h 494 -2.1
-10 h 501 +2.3
-12 h 470 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 7x10^1
9/14 0.7 4x10^2
9/13 0.7 2x10^2
9/12 0.8 2x10^2
9/11 0.7 6x10^2
9/10 0.8 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/ 9 12:52 C8.3の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な速さです。
2021/ 9/10 12:39 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2021/ 9/11 13:31 太陽風の磁場強度が強まっています。磁気圏の活動もやや強まりました。
2021/ 9/12 12:50 太陽風磁場の強まりは終わりかけています。磁気圏は静穏です。
2021/ 9/13 12:15 太陽の東西でプロミネンスが噴出しています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2021/ 9/14 12:31 更新
プロミネンスの噴出が続いています。太陽風はやや高速になっています。

担当 篠原

昨日のニュースの頃から夕方にかけて、
太陽の中心部の北西寄り(右上)で、
プロミネンスの噴出が発生しました。

GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
太陽の明るい部分と重なっているため分かりにくいですが、
コロナの暗い筋がゆっくりと持ち上がり、
太陽の外側に向かって飛び出しています。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
初めに昨日紹介したCMEが左上と右上に飛び出し、
しばらく後に右側に今日紹介しているCMEが飛び出しています。

この時、とても淡くて分かりにくいのですが、
太陽の右半分を囲むようにもガスが広がっている様です。
このため、CMEによる太陽風の乱れは、
地球の方向にも向かっている可能性があります。
到来まで4日程度と考えると、16日頃になるかもしれません。
その場合、磁場の強まりがやって来るのではないでしょうか。

太陽では、2868黒点群は西の端に近付き、
もうすぐ沈みます。
続いて2866群が沈むと、
太陽は無黒点になるかもしれません。

X線グラフは目立つ変化はなく、穏やかです。


太陽風は、昨夜にかけて速度の上昇が続き、
深夜に500km/秒に達しています。
その後は少し下がり、現在は470km/秒とやや高速の状態です。
10nT近くにやや強まっていた磁場強度は、
速度が高まった頃に一段下がり、
以降は5nTと平均的な状態が続いています。

27日周期の図の前周期の
8月15〜18日に見られた速度の高まりが
回帰しているのかもしれません。

磁場の南北成分は、グラフの中盤までは南向きに頻繁に変化し、
AE指数は、500nTくらいの小中規模の変化が発生しています。
今朝以降は、0nT付近と変化が小さくなり、
磁気圏も穏やかになっています。



太陽の北西側で発生したプロミネンスの噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C2、C3による、昨日紹介したCME以降の様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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