宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
昨日、C8.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/10 --- ---
9/ 9 17:14 C3.5
02:15 C8.3
9/ 8 21:49 C2.3
08:45 C2.3

黒点  9/10 (NOAA)
磁場 フレア
2863 2 α ---
2864 4 α C2
2866 29 β C8
2868 18 β C2
2869 10 β ---
2870 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 372 -3.1
-2 h 346 -1.0
-4 h 354 -1.1
-6 h 345 -0.6
-8 h 379 -0.8
-10 h 366 -1.2
-12 h 380 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
9/10 0.8 4x10^2
9/ 9 0.7 3x10^2
9/ 8 0.7 3x10^3
9/ 7 0.7 4x10^3
9/ 6 0.7 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/ 5 13:29 太陽に黒点が多く見えています。太陽風は低速になっています。
2021/ 9/ 6 12:43 太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 9/ 7 12:58 太陽が黒点でにぎやかです。低速の太陽風が続いています。
2021/ 9/ 8 13:31 Cクラスの小規模フレアが発生しています。太陽風は低速です。
2021/ 9/ 9 12:52 C8.3の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な速さです。
最新のニュース

2021/ 9/10 12:39 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜に400km/秒台を割り、
350〜370km/秒と低速の状態で推移しています。
(DSCOVRの速度グラフは、やや不安定になっています)

磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態から、
グラフの最後で5nTに少し上がっています。
値としては平均的な状態ですが、
この後の変化はどうなるでしょうか。

磁気圏は概ね静穏ですが、
AE指数は、100〜200nTの小さい変化が続いています。
太陽風磁場の南北成分が、
弱い南向きになっている影響でしょうか。

27日周期の図を見ると、
前周期は、8月15日から速度がやや高まっています。
この変化は2周期前も見えていました。
今回、9月11日以降にも同様の変化が現れるでしょうか。


太陽は、南東の新しい黒点に
2870群と番号が付けられています。

中心部南側の2866群で
C3.5の小規模フレアが発生していますが、
その他は目立った変化はなく、
太陽は穏やかに推移しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。