宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/31 --- ---
7/30 --- ---
7/29 --- ---

黒点  7/31 (NOAA)
磁場 フレア
2767 1 α ---
2768 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 325 -0.9
-2 h 318 -0.6
-4 h 315 -1.2
-6 h 321 -0.9
-8 h 322 -0.6
-10 h 327 +0.6
-12 h 326 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -47 -/ -
-2 h -42 -/ -
-4 h -37 -/ -
-6 h -41 -/ -
-8 h -40 -/ -
-10 h -40 -/ -
-12 h -32 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
7/31 0.7 2x10^2
7/30 0.7 3x10^2
7/29 0.7 3x10^2
7/28 0.8 4x10^2
7/27 0.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 7/26 09:51 太陽風磁場の南向きの変化は終わり、磁気圏は穏やかになっています。
2020/ 7/27 11:41 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/28 12:57 太陽の北東の端に新しい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2020/ 7/29 11:29 太陽風はやや低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2020/ 7/30 14:02 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 7/31 12:53 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。新しい黒点が現れるかもしれません。

担当 篠原

太陽風の速度は、330km/秒前後で推移しています。
低速の風が続いています。
磁場強度は、2〜3nTと弱くなっています。

磁場の南北成分は、
グラフの最初に南向きの変化が見られますが、
以降は、0nT前後の小さい変化になっています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は磁場が南向きになった頃に500nTの変化がありますが、
その他は静かな状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北極から伸びるコロナホールが良く見えています。
2〜3日後くらいに太陽風の変化が到来するかもしれません。
27日周期の図を見ると
前周期の7月5日に太陽風速度の高まりが到来しています。
この変化の回帰になるのかもしれません。


太陽には、2767、2768の2つの黒点群が見えています。
X線グラフはAクラスの小さい変化がある程度で、
太陽は穏やかです。

SDO衛星AIA193を見ると、
北東の端(左上)に明るい部分が見えています。
2768群の向こう側から、
新しい活動領域が近づいている様です。
新しい黒点の出現になるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。