宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:11)
昨日、C1.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/25 --- ---
8/24 02:41 C1.9
8/23 22:11 C2.2
15:22 C1.6
04:27 C1.9
02:30 C1.9

黒点  8/25 (NOAA)
磁場 フレア
2671 11 βγ C3
2672 12 βγ C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:04 376 +0.5
-2 h 368 +0.6
-4 h 379 +1.9
-6 h 394 +2.5
-8 h 406 +2.8
-10 h 407 +2.2
-12 h 408 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^3
8/25 0.4 8x10^3
8/24 0.4 4x10^3
8/23 0.5 1x10^4
8/22 0.4 1x10^5
8/21 0.5 8x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/20 14:29 太陽風は750km/秒に速度が高まっています。M1の中規模フレアが発生しました。
2017/ 8/21 14:05 Cクラスフレアの発生が続いています。高速太陽風の速度は下がり始めています。
2017/ 8/22 15:51 太陽風の速度が再び高まっています。
2017/ 8/23 15:11 高速太陽風は終わりに近付いています。21日の皆既日食の写真をどうぞ。
2017/ 8/24 15:31 太陽でCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2017/ 8/25 10:11 更新
太陽風はやや低速になっています。太陽のフレアは静かになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒台を割って、
370km/秒に下がり、やや低速の風に変わっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りから北寄りへ切り替わっています。
このため、磁気圏の活動も穏やかになって、
AE指数のグラフは、
前半は500nT前後の活動が続いていますが、
後半は静かになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の中心部には小さいコロナホールが見える程度です。
太陽風はしばらく穏やかな風になりそうです。

一方、東端の北半球側には、
広いコロナホールの姿が見え始めています。
これからどの様な姿を現すでしょうか。


太陽は、昨日のニュース以降、Cクラスに達するフレアの発生はなく、
X線グラフの変化そのものも見られなくなっています。
2671群は、太陽の西の端に近付いていて、
これから見えなくなっていきそうです。




ソルトレイクシティで、最後の夜を迎えています。
明日の早朝に飛行機に乗り、日本時間の明日の午前中に帰国して、
最終便で鹿児島へたどり着く予定です。
次の更新は成田から羽田へ移動する車内になりそうです。



世界時8月24日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月25日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。