宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:04)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 00:25 C2.5
12/21 21:59 C2.0
19:33 C2.6
18:03 C2.2
16:34 C4.0
15:22 C3.7
14:05 C2.7
13:46 C4.3
11:56 C3.2
07:28 C6.2
06:41 C2.4
05:12 C2.9
12/20 20:47 C2.2

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
1376 11 β C6
1381 7 β C2
1382 17 β C4
1383 1 α ---
1384 7 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:55 400 -2.6
-2 h 391 +1.3
-4 h 376 -2.1
-6 h 378 -1.7
-8 h 374 -2.5
-10 h 355 -4.0
-12 h 347 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/22 0.3 3x10^1
12/21 0.3 3x10^1
12/20 0.4 4x10^1
12/19 0.4 1x10^2
12/18 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/17 13:46 Lovejoy彗星は太陽の向こう側を通過して姿を現しました。宇宙天気は穏やかです。
2011/12/18 12:08 太陽風の速度は260km/秒とかなり遅くなっています。C3の小規模フレアが発生しました。
2011/12/19 09:45 太陽風に小さな乱れが到来し、弱いオーロラの発生に繋がっています。太陽は穏やかです。
2011/12/20 11:55 太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。
2011/12/21 12:04 太陽風は低速の状態が続いています(350km/秒)。今朝、C6の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2011/12/22 10:04 更新
太陽風は400km/秒と平均的な速度です。太陽でCクラスのフレアが目立っています。

担当 篠原

昨夜より、太陽風の速度が小幅ですがゆっくりと上昇して、
現在、400km/秒と平均的な速度になっています。
SDO衛星AIA193で見えていた淡いコロナホールの影響かもしれません。
影響と言っても、平均的な速度に上がった程度ですが。

磁場強度は、依然、7nTとやや強まった状態が続いています。
もしかすると、速度はもう少し上がるかもしれません。
ただし、コロナホールの領域はもう通りすぎているので、
短い時間で太陽風は再び低速風に戻りそうです。


磁場の南北成分は、-4nT程度に南向きに頻繁に振れています。
このため、AE指数で500nTの中規模の変化が3回発生しています。
まん中の活動の様子を、ノルウェーの北の島、
スバールバル島Longyearbyenの全天カメラで紹介します。
オーロラは、Longyearbyenよりも低緯度側を中心に発生していた様で、
写真では下の方にかたまってオーロラが輝いています。


太陽では、C1〜2の小規模フレアが頻繁に発生しています。
発生箇所は、太陽中央部南寄りの1381黒点群と、東端の1384黒点群です。
どちらも、黒点の規模も目立っていて、
今後、Mクラスのフレアも発生するかもしれません。



ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。