宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:18)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 05:30 C3.5
03:44 C3.5
01:22 C2.5
10/19 13:48 C5.5
10/18 --- ---

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
1314 1 α C4
1316 7 β ---
1317 1 α ---
1319 16 βγ ---
1321 6 β ---
1324 26 βγ C6
1325 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 418 +0.8
-2 h 419 +1.5
-4 h 405 +0.9
-6 h 415 +1.9
-8 h 400 +0.9
-10 h 411 +2.9
-12 h 404 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -15 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
10/20 0.3 4x10^1
10/19 0.3 5x10^1
10/18 0.4 4x10^1
10/17 0.4 4x10^1
10/16 0.3 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/15 14:58 コロナホールの影響で、太陽風の速度が少し上がっています。
2011/10/16 13:02 太陽風はやや高速の風が続いています。太陽でCクラスフレアの発生が増えています。
2011/10/17 10:03 太陽風の速度は下がり始めています。Cクラスのフレアは続いています。
2011/10/18 11:20 太陽風はやや低速になり、オーロラ活動も穏やかです。フレアの発生は弱まっています。
2011/10/19 08:02 太陽風はやや低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレアも穏やかです。
最新のニュース

2011/10/20 10:18 更新
Cクラスのフレアが増えています。太陽風は平均的な速度に上がっています。

担当 篠原

太陽の東端に、大きな1324黒点群が広がっています。
この黒点群で、昨日から今日にかけて、C5.5、C2.4、C3.4、C1.7と、
Cクラスの小規模フレアが続いて発生しました。
更に活動が拡大する可能性もあり、注目してください。

また、1324黒点群の向こう側(左側)から、新たに1325黒点群が顔を出しています。
黒点としては大きそうですが、活動度はどうでしょうか。

この2つの黒点群が東端から上がってくる様子を、
SDO衛星の高解像度の可視光写真でご覧ください。


太陽風は、昨夜、19日19時(世界時19日10時)頃から速度が400km/秒台に上がり、
現在、420km/秒です。
変化としては、平均的な速さに上がった程度です。
一方、磁場強度やプラズマ密度には、特に変化は見られません。

SDO AIA193の北半球側に見える、
コロナホールの影響と考えるには早すぎる印象です。
この後、改めて太陽風の変化がやって来るのではないかと思います。

太陽藤場の北寄り傾向は続いていて、磁気圏は静穏です。



SDOの可視光写真による、太陽東端の1324、1325黒点群。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。